息子家族訪問が主目的であったが、合わせて「横浜中華街」「富山市内」「柴又」などを訪れた(6月13~16日)。外国人訪日客が多いと分かっていたので、オフシーズンを狙ったつもりであったが、やはりそれなりに混んでいたが、大雨に合わなかったことは幸いであった。
1)五反田のホテルの紹介
息子家族のマンションに比較的近いので、宿は「三井ガーデンホテル五反田」をよく利用している。最初に行った時は、五反田駅から近いのに迷ったことがあったが、今は慣れており、便利で良いところと思っている。
気に入っているのは、「ロビーの雰囲気とロビーからの眺め」「最上階の大浴場」「朝食」である。
朝食について、ヨーグルトが置いてある場所に「ハチミツの1枚板(コムハニー、巣密と呼ばれているとのこと)」が置いてあるのが、ニュージーランド旅行のことも思い出されたりして楽しめた。それと「オニオングラタンスープ」も気に入っている(ここは、イタリアンレストラン)。
なお、ホテル全体のスタッフの皆さんの接客も気持ち良かった。




2)横浜中華街
連れ合いは、横浜中華街へは行ったことがあるとのことだが、私は初めてだった。台南市へ行った時(別記事ご参照)、たまたま入った小さな中華粥のお店で食べた「アワビのお粥」がとても美味しかったので、それから時々、自宅近くでも中華粥を食べるようになった。
ネットで調べてみると、横浜中華街には「有名なお粥の専門店」があるとのことで、そこを目指した。
お店の名前は、「謝甜記 (シャテンキ)」というところだ。並ばないと入れないかもと思っていたが、何とか入れた。二人との「アワビのお粥」を注文し、その他、「豆苗の炒め物」と「点心2種類」を注文した。アワビのスライスしたものが載った豪華なお粥であったが、スープは、鶏で取っているようだと連れ合いが言った。言われてみると、お粥の中には鶏の身が入っていた。
台南市で食べた時は、出汁もアワビだったように思う(正確ではない)。台南の味とは違うとは思ったが、「豆苗」「点心」含め、楽しんだ。
なお、台南市のお粥の名物は、「サバヒー」という魚のお粥であるとのこと、機会があれば今度は、サバヒーのお粥を食べてみたい。


帰りの中華街散策は、ワンダーランド探検であった。素晴らしかった。小籠包のお店には行列ができていた。他にも、北京ダックの専門店等々、すべて興味深かったが、この年齢になると「食べきれる量や種類」は、限られてきており残念である。


3)富山市
富山市内から見る「北アルプスの景観」にあこがれていた。富山出身の知りありの方から話を聞いたこともあったので一度訪れてみたいと思っていた。梅雨に入り、晴天の時に見られるような景色は難しいとは覚悟していたが、東京から北陸新幹線で日帰り旅行をした。
予想通り天候は悪かったが、富山に近づくころからか、雲の切れ間から「雪山」が見えて感激した。
駅に着くと、調べておいた「富山市役所の展望台」を徒歩で目指した。ここでもかろうじて山並みが見えたが雪までは確認できなかった。少し先に歩けば「ガラス美術館」が在るのでそこを訪問した。
富山駅に戻り、構内で昼食タイムとした。「お寿司」「白エビ」が有名とは聞いていたが、白エビ関係のお土産品などの種類の多さには驚いた。
「白エビ刺身丼」は、あまりにも良い値段であったので、「天丼」「いくら丼」「白エビの刺身の小皿」を注文した。すべて大満足であった。




帰りの新幹線まで時間があったので、市内電車(セントラム)に乗って、海側にある古い町並みの「岩瀬」に行った。あいにく悪天候で観光客は少なかったが、北前船で賑わった往時の問屋街の景観が楽しめた。
お昼にたくさん食べたので、名物の「お寿司」を食べる余裕はないかと思ったいたら、夕方近くになると、それなりに食欲が出てきたので、お寿司の店を探した。駅近くの1軒は、その日は予約で入れなかったが、直ぐ近くのセルフサービスの海鮮専門店に入ることができた。
少し前は、セルフサービスのお店は注文の仕方がよく分からず少々抵抗があったが、最近は慣れてきた。お寿司、海鮮のみそ汁とも美味しかった。


4)葛飾・柴又
3日目には、息子家族との時間を過ごし、大変楽しかった。
最終日の4日目、飛行機の時間に余裕があったし、まだ連れ合いも私も体力は残っていたので、少し近郊を観てから帰ろうとのこととなった。
浅草、人形町なども考えたが、「寅さんの柴又」は、私は行ったことがなかった。連れ合いは、行ったことがあったが、また行きたいとのことであったので、ホテルに荷物を預け、地下鉄と電車で柴又を目指した。
私にとっては、今回の観光地では一番良かったと思えた。
帝釈天の参道は、映画で見るよりもこぎれいで狭いとの印象をもったが、町並みなどすべて映画のシーンが思い出されるとともに、昭和の町並みが感じられたので心地良くかつ楽しかった。
前もって調べておれば、江戸川や寅さん記念館なども行ったと思うが、飛行機の時間もあったので行かなかった。機会があれば、また、ゆっくり行きたい。
自分たちのお土産用に、フナ、ワカサギ、シジミの佃煮を買った。帰ってから食べたが、これは良かった。



5)最後に
年を取ると、どうしても体力が落ちてくる。大きな荷物を持って移動する際、階段などが問題となる。幸い、東京近郊は、エレベータやエスカレータがたくさんあって、困ることは少なかったが、これから先、また、旅行をしようとするなら、体力の維持が最優先課題であると夫婦とも再認識した。畑仕事などをしているので、少しは自信はあったが、現実は厳しい。
電車の中では、何度か席も譲ってもらった。
少し前までは、譲っていた方だったのだが???
それでも、未だもう少しだけ旅をしてみたい、繰り返しになるが、体力の維持・強化を頑張ろうと考えている。
柴又のみ、動画を作成した。
・・・・・https://youtu.be/NowqWYCAmuk
