1.概要
建設コンサルタンツ協会九州支部の夢アイデア部会では、応募された作品の実現化を支援している。英彦山1000年植樹プロジェクトは、2023年の応募作品である。英彦山の麓、伝辻と呼ばれる小山、今は、全体がほぼ竹林となっている山には、昔は、ヤマザクラや栗の林があったということである。その山の竹を伐採し、ヤマザクラ他を植樹しようとしている。 2024年から、竹伐採、ヤマザクラ植樹、種拾い、苗木育てなどを行っているが、今回は、部会の正式活動としての2025年の第1回竹伐採で、八女香春線の道路に面する部分の竹伐採を行った。天候の都合で予定を早めたため、作業者は4名のみであったが、パワフルなMORIさんの奮闘で、目的エリアの大きく、太い竹をを約30本を伐採、片付けた。女性メンバーは、ヤマザクラを植樹している場所にアジサイの苗、3本も植えた。
なお、これは正式な活動を個人の立場から記載しているものである。
2.日程調整に一苦労と反省
11月8日(土)に実施したが、予定日は9日(日)を候補日としていた。1週間前ほどから天気予報に注意していたが、小雨程度であれば決行と決めていたし、この時期の雨は、短時間で止むことも多いと勝手に思っていた。ところが、数日前の予報では、前線が通りほぼ一日中雨模様との予報。
予備日は、予定日の一日前の8日(土)としていたので、参加予定者に連絡を取り、1日前に実施することとした。本来は、7名参加予定であったが、急な日程変更に合わせられない人が多く、残念ながらY.Kさん、MORIさん、S.K夫婦の4名のみの参加であった。
日程を遅らすことは比較的簡単だが、早めるのには連絡などで苦労した。
やはり、予備日は、予定日の後にしておくことが良いと反省した。英彦山P.での初めての日程変更であった。
3.アジサイ苗植樹と竹伐採のエリア
女性二人は、まず、アジサイの苗をヤマザクラを植樹している場所の道路側に植えることになった。MORIさんとS.Kの二人は、エリアCと呼んでいる、2026年4月に予定しているヤマザクラ苗植樹の4~5本目の箇所の竹伐採を始めた。
アジサイ植樹エリアと竹伐採の位置を、半年前のTさんが撮影したドローン映像を使って説明すると以下のとおりである。

4.アジサイ植樹
アジサイ植樹をした二人の話では、地面がとても固かったとのことであった。やはり、竹の根などが多い場所であるのでやむを得ないかも知れないが、大変な場所である。
時間は掛ったが何とか3本を植えたとのことであった。


5.竹伐採
エリアCの竹は、この伝辻の他の場所と同じと思われるが、太さ、硬さ、長さなど、大変伐りにくい竹が多かった。しかも斜面部分が多く、足元も悪かった。
S.KがMORIさんの作業状況を観察していると、チェーンソーは2台あったが、手を出さない方が無難と判断され、MORIさんの独壇場であった。
伐採方針として、斜面の下の平坦地側に竹を倒し、玉切りしてから山の中に片付けようと考えていたが、下の平地の隅の方に片付けておけば良いと、Y.Kさんが土地の所有者の方から了解を得ているとのことで、山の中まで持ち上げなくて良かったのは助かった。
午前中で、倒すだけ倒して、午後は片づけを優先することとし作業を進めた。
午後からの片付けてでは、やっとS.Kの出番も出てきて、玉切り作業などを行った。女性二人は、小枝の伐採、片付けに大奮闘であった。







6.最後に
目標エリアの竹伐採を4人のみで行ったことは、かなりのハードワークであった。MORIさん不在ではできなかったことは確実である。残りの3人も奮闘した。
さすがのMORIさんも、後日、感想を聞くとさすがに疲れたとのことであった。そして、少々、危険な瞬間もあったことは事実である。
この日の経験を活かし、次回からは、もう少し余裕を持った作業をすべきと反省させられた。
しかし、充実し、大変楽しい1日であった。
来春には、このエリアに、ヤマザクラの苗木を植える予定である。

この日の作業状況の動画は、こちらです。
・・・・・https://youtu.be/-rSipbtocPc


