周知のとおり、今年の暑さは異常。やった秋の風が吹いた9月30日、糸島の栗の収穫に行った。今年は、暑さの影響か、実家(長崎県松浦市)の栗はまったく生っていないと、様子を見に行った弟より連絡があった。
糸島の栗は、畑に行くたび、昨年ほどではないが、ある程度実が付いているのを確認していた。
それでも、畑の一段上の段に在り、周囲は草が伸び放題なので、暑さが一段落しない限り、採りに行き気がしなかった。9月30日、ようやく秋らしい空気となり、少し動いても汗びっしょりという日々は 何とか終わった模様だ。タイミングを逃さないようにと栗採りに行った。
大きな栗の木で、下の落ちたものを拾うのなら少しは楽なのであるが、イノシシの縄張りとなっている場所なので、落ちた栗は、直ぐイノシシが食べてします。従って、昨年もそうだったが、イガ、それも青いイガ(膨らんでいて少し黄色くなっていれば良い)の段階で、竹の棒で叩き落したり、竹棒の先に残した小枝で挟みこんで採っている。

手が届くくらいの高さのものは、もぎって採ったりもしたが、一定の高さ以上のものは、竹の棒を使って採った。
去年使っていた棒を残していたので、それを使っていたが折れてしまった。新しい棒を作ったが、新しい竹は重く、長いものは操るのが大変であったので、高い場所の実はあきらめた。それでも袋一杯分は何とか採れた。



栗の木の奥に、大きな甘柿の木があるが、今年は、木の周りの竹を伐って日当たりを良くした影響か、小ぶりだが、たくさん実が付いた。また、近くのもう1本の木の甘柿の実も、いつも間にか色づいていた。暑さが続いたが、季節は確実に進んでいたのだ。

青いイガを剥ぐのは大変であったが、何とかやれた。
連れ合いが、栗ご飯にしてくれ、大半は、渋皮煮になる予定である。また、一番下の弟にも生の栗を届け、喜んでもらった。柿も数個は、その場で食べた。



話しは変わるが、この日の数日前、英彦山プロジェクトの関係で縁があった「一般財団法人 徳積財団の野見山さん」に誘われて、朝倉市での「稲の手狩りと稲架掛け」のイベントに参加させて頂いた。大変な作業であったが、充実感を味わえた。遅れていた彼岸花が丁度、満開であった。

いつものとおり、動画も作成したので見ていただきたい。
・・・・・https://youtu.be/4jg6UZxX8GI
