1950~2024年、田舎生まれの体験記など

夏野菜の準備完了と畑周囲の果樹

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2025年、5月上旬である。昨年の秋から春にかけては、野菜畑の上の竹林整備に力を入れてきた。そのせいで、野菜畑の世話は、いつもの年よりも時間を掛けていなかった。
それでも、定番の「オオサヤエンドウ」「実エンドウ」「そら豆」「ジャガイモ」などは、今年も育っている。
しかし、夏野菜の準備は、今年は遅れてしまった。

「毎日ほぼサンデー」なので、ゴールデンウィークは関係ないのだがやはり気分が違う。この時期を活かして、慌てて夏野菜の苗の植付け、種蒔きなどを行った。

私の夏野菜は、定番のトマト、キュウリ、ピーマン、ナスの他に、スイカ、マクワウリ、プリンスメロン、トウモロコシなどである。
実は、後者の4つが私の畑では大きな問題となる。

約20年前に、連れ合いが畑を始めた時は起きていなかったことだが、この10年、まずイノシシ被害が始まった。芋類、カボチャ、マクワウリ、トウモロコシなどがやられた。
そこで、竹を支柱にして、「軟らかいポリエチレン製のネット」で畑を囲った。ただし、簡単に破られてしまった。次の対策として、少し範囲を狭くして、プラスティック金網で囲った。これは、丈夫ではあるが、イノシシは金網を押し下げてその上を乗り越えた。そこで支柱の数を多くしてさらに、プラスチック金網の上に「ステンレス入りネット」を被せた。ステンレス入りネットは強いとされていたが、数年で噛みちぎられたのか破けた。

そこで、「ワイヤーメッシュと鉄棒支柱」で柵を作り直した。これは効果があり、イノシシ被害はほぼなくなった。しかし、次に出たのがアナグマだった。アナグマは、ワイヤーメッシュの下に穴を掘って、畑の中に入ってきた。ウリ、スイカは、ほぼ全滅の状態になった。穴は、直ぐ、石などで塞いだが、次は、別の場所が掘られ、イタチごっこの状況となった。そこで、ワイヤーメッシュの下側に、孟宗竹の太目のものを複数置いて掘られないようにした。これで、少し効果はあったと思ったが、昨年は、穴を掘られていないのにスイカやウリなどが食べられた。

推測するに、アナグマより小さい動物、「イタチなどの小動物」が、ワイヤーメッシュのすき間から入ってきていると考えた。それを踏まえ、今年は、ワイヤーメッシュの上から、以前使っていた、ワイヤーメッシュより目が細かい「プラスティック金網」で被った。これが、今年の夏野菜防護の状況である(防護効果の検証は、これからである)。

動物被害が予想されながらも、スイカやマクワウリを植えているが、スイカやウリ系の果物は、子供の頃のあこがれの果物である。私の育った「長崎県松浦市福島町」では、スイカを作っている人は少なかったと思う。夏になると対岸の佐賀県の方から、小舟でスイカを売りに来ていた。私の誕生日祝いの品はスイカだった。ーーーということで、今年も性懲りもなく、植え付けた。また、母の実家は、半農半漁であったが、マクワウリを作っていて、時々食べさせてもらっていた。メロンなどと比べると、甘さは今一だが懐かしくて毎年、作りたいと思う。

もう一つ、昨年からは、モチキビ(モチトウモロコシ)を植えるようにした。トウモロコシは、品種改良が進んでもの凄く甘い品種の種がたくさん出ている。一昨年までは、獣害に遭いながらも、これを植えて収穫できることもあったが、昨年、たまたま、小石原(東峰村)の道の駅で種を売っているのを見つけ、植えた。これも懐かしい味がする。直ぐ下の弟が懐かしい味と喜んだので、今年も植えた。

一番下の弟は、「プリンスメロン」が懐かしくかつ美味しいと言うので、こちらも植え付けた。

スイカ、マクワウリ、プリンスメロンは、ウリハムシに食いちぎられなく、アナグマやイタチにやられないことを祈っている。イタチのみなら、モチキビは全滅させられないかも知れないが、アナグマが入ると全滅が予想される。

野菜の周辺には、柑橘系の木、ビワ、スモモなどの果樹も植えている。今年は、天候の影響か時期は遅れたが、柑橘系の木(スイートスプリング、はるか、シークアーサー、八朔など)には、たくさんの花が咲いた。結実し、収穫を期待してる。獣害被害対策の結果とともに、その時期になったら報告したい。


だらだらと書いてしまった。状況は、やはり動画の方が分かり易いと思う。
    ・・・・・https://youtu.be/aon57-iYi8M

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